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2024年01月18日

那覇高校一般入試学区外受験について

 那覇高校一般入試で学区外の受験生が
不利になるかどうか調べてみました。

  全体の倍率 学区外の倍率
2023年 1.06倍(+17人) 1.13倍(+4人)
2022年 1.17倍(+51人) 0.83倍(-5人)
2021年 1.11倍(+34人) 0.76倍(-7人)
2020年 1.12倍(+35人) 1.03倍(+1人)
2019年 1.19倍(+58人) 1.40倍(+12人)
2018年 1.09倍(+26人) 1.10倍(+3人)
2017年 1.04倍(+12人) 0.69倍(-10人)
2016年 1.24倍(+79人) 0.69倍(-10人)
2015年 1.16倍(+54人) 0.57倍(-14人)
2014年 1.08倍(+28人) 0.57倍(-14人)

 過去10年のうち、学区外が不利になるのは
2023年と2019年の二回だけですが、2023年は
ほとんど合否には関係のない差なので
2019年に注目してみます。

 この年の学区外の受験生は42人いました。
仮に学区内と同じ条件だとすると35名が
合格、7名が不合格となります。
学区外は定員の10%までしか枠がないので
30名が合格、12名が不合格。
つまり本来合格するはずの5名が不合格に
なっています。

 学区外受験者だけを集めた資料がないので
ここからは推測になりますが、那覇高校の一般入試の
当日点は200~240点がボリュームゾーンで
全体の70%がここに集中します。だとすると
5人分の当日点の差は10点弱だと計算できます。
 この10点弱をどう考えるかは各塾で意見が分かれると
思いますが、小美野塾は正確な数字を
伝える方針なので、10点分のビハインドが生じて
いることは伝えますがそれほど大きなハンデででは
ないとも伝えます。
 


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Posted by 小美野塾 at 20:57│Comments(0)沖縄の教育
 
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